【2026年現地ルポ】嵐の日本海、死守される「黄金の漁場」——違法操業の影と闘う現場の真相
海洋資源の管理は、一国の力だけでは完結しない。日本海を挟む周辺国との協議は長年の課題だが、政治的思惑や領有権・管轄権をめぐる主張の隔たりは大きい。
違法操業の取り締まりに関する実務的な情報交換は進められているものの、実効性のある国際的枠組みの構築には至っていないのが現状だ。法執行の強化と並行して、資源管理ルールを遵守させる強力な外交的圧力をいかにかけ続けるかが、日本政府に突きつけられた宿題である。