「名勝負数え唄」の真実!藤波辰爾と長州力が語る昭和プロレス秘話
藤波と長州の原点には、常に「燃える闘魂」アントニオ猪木の大きな存在があった。新日本プロレスの創設期から猪木の背中を見て育った二人は、それぞれ異なるアプローチでプロレスの可能性を切り拓いていった。藤波はジュニアヘビー級のパイオニアとして華麗な空中元祖テクニックで一世を風靡し、長州はハイスパート・プロレスと呼ばれる怒涛の連続攻撃でヘビー級の戦い方に革命を起こした。
猪木が提示した「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」というストロングスタイルの精神は、二人の中でそれぞれ独自に進化を遂げた。対談中、猪木との思い出に触れた長州は、「猪木さんのリングには嘘がなかった。だから俺たちもリングの上で誤魔化しが利かなかった」と語り、藤波もまた「猪木さんから受け継いだプロレスに対する執念こそが、自分たちの誇りだった」と頷いた。昭和から平成、そして現代へと続く新日本プロレスのDNAは、この二人を通じて後世へと脈々と受け継がれている。