「蓼食う虫も好き好き」の由来と本当の意味|失礼にあたるNg場面も徹底解説
Q1:目上の人に対して使っても問題ありませんか?
A1:絶対に使用すべきではありません。「蓼食う虫」には「辛くてまずいものを好む風変わりな虫」という見下しの意味合いが含まれているため、上司や取引先の好み・持ち物に対して使うと極めて無礼な物言いになります。目上の人の趣味などを肯定的に表現したい場合は、「こだわりの深さに感銘を受けます」「独自の着眼点が素晴らしいですね」といった敬意ある言葉を選びましょう。
Q2:友人の結婚報告に対して「蓼食う虫も好き好きだね」と声をかけるのはアリですか?
A2:完全なNGです。親しい間柄の軽口のつもりであっても、相手のパートナーを「蓼(=一般的には嫌がられる辛い草)」に例えることになり、相手のパートナーと選んだ友人双方を侮辱することになります。お祝いの席では「お似合いのカップルですね」「素敵なご縁ですね」と言葉を贈るのが鉄則です。
Q3:「蓼の虫は苦きを知らず」との具体的な違いは何ですか?
A3:「蓼食う虫も好き好き」が「他人が敬遠するような変わったものを好む人の嗜好」に焦点を当てているのに対し、「蓼の虫は苦きを知らず」は「その過酷な環境や苦境に慣れてしまい、本人が苦しさを自覚していない状態」を指します。焦点が「好みの多様性」にあるのか「境遇への無自覚」にあるのかという点で使い分けられます。