左右で瞳の色が違う「オッドアイ」とは?発症原因や人間・猫の確率を解説
人間のオッドアイは世界的に見ても極めて珍しい存在です。人種によって発症頻度は異なり、もともと虹彩の色素が薄く多様なバリエーションを持つ白人層では数万人に1人程度の割合で確認されますが、メラニン色素が多いアジア系人種ではさらに稀少で、数十万人に1人から100万人に1人以下の確率とも言われています。
日本国内において、完全な先天性オッドアイを持つ日本人は統計的にもごくわずかです。インターネットやSNS上では「あの芸能人やモデルはオッドアイではないか」と話題に上ることがありますが、その多くはカラーコンタクトレンズの着用や、撮影時のライティング、あるいはわずかに左右の濃淡が異なる部分虹彩異色症であることが大半を占めています。
世界的な著名人では、故デヴィッド・ボウイ氏が左右で瞳の色が異なることで有名でした。ただし、彼のケースは生まれつきの完全虹彩異色症ではなく、少年期の喧嘩による外傷で片方の瞳孔が散大したまま(不同瞳孔)になった結果、左右の色が異なって見えていた後天的な事例として記録されています。