バイきんぐ小峠「なんて日だ!」誕生秘話と名言ツッコミの決定打

今注目を集めている バイきんぐ小峠「なんて日だ!」誕生秘話と名言ツッコミの決定打について、主要な情報を整理して公開しています。

バイきんぐ小峠の代名詞となった「なんて日だ!」という決めゼリフ。この言葉が日本中を震撼させたのは、2012年9月に開催された『キングオブコント2012』の決勝舞台でした。1本目のコント「卒業生(自動車教習所)」、そして2本目の「帰省」において、相方・西村が演じる理不尽極まりないキャラクターに翻弄され、極限まで追い詰められた小峠が天を仰いで叫んだフレーズです。

大会審査員や観客を圧倒し、当時の大会歴代最高得点となる1941点を叩き出して完全優勝を果たした背景には、長年にわたる壮絶な下積み生活がありました。小峠自身が当時のインタビューや自著などで明かしている通り、このセリフは「流行語を狙って作ったギャグ」ではありません。

結成から16年間、害虫駆除の深夜清掃やコンビニの夜勤バイトで食いつなぎ、家賃すら滞納しかけていた暗黒時代。どれだけ努力してもオーディションに落ち続け、先の見えないトンネルを彷徨っていた日々の本音——「本当に自分の人生はどうなっているんだ」「なんて日なんだ」という心の底からの叫びが、コントという舞台装置を通じて昇華されたものでした。リアルなフラストレーションが乗っていたからこそ、その叫びは爆発的な説得力を帯びて日本中に届いたのです。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。