ジョンリル・カシメロの現在!井上尚弥戦の真相と体重超過処分の全貌
カシメロのキャリア後半を象徴するのが、コンディション調整の破綻とルール軽視のトラブルです。2026年12月に韓国で行われた赤穂亮とのスーパーバンタム級戦では、赤穂が後頭部への打撃(ラビットパンチ)をアピールして試合が中断。当初は無効試合(ノーコンテスト)と判定されたものの、後に現地のコミッションがカシメロのKO勝ちへ裁定を変更するなど、後味の悪さを残す結末となりました。
決定的な亀裂が生じたのは、2026年10月に横浜武道館で開催されたサウル・サンチェス戦です。前日計量において、カシメロはスーパーバンタム級のリミット(55.34kg)を1kg超過する56.33kgを計測。再計量も拒否したため試合は当日計量付きのキャッチウェイトで強行され、1ラウンドTKO勝利を収めたものの、プロとしての姿勢に批判が殺到しました。
日本ボクシングコミッション(JBC)はこの事態を重く受け止め、カシメロに対して1年間の招聘停止処分(日本国内での試合出場資格停止)を下しました。世界タイトルマッチの舞台から遠ざかるだけでなく、日本のリングからも事実上の追放処分を受ける厳しい現実を突きつけられた瞬間でした。