パンダを漢字で書くと大熊猫?実は「猫熊」だった語源と歴史の真相

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そもそも、なぜ「猫」と「熊」というまったく異なる動物の漢字が組み合わされたのか。その語源を紐解くと、19世紀にフランス人宣教師アルマン・ダヴィドが西洋に彼らの存在を紹介した時代へと辿り着く。当時、現地で「竹を食べる珍しい熊」として認識された一方、丸みを帯びた顔立ちや瞳孔が縦長になる目の構造、しなやかな身のこなしが「猫」を彷彿とさせた。

体格は「熊」のように大きく重厚でありながら、顔つきや仕草はどこか「猫」を思わせる。中国の現地の人々は、その特徴を的確に捉えて「猫のような顔をした熊」あるいは「熊のように大きな猫のような生き物」という意味合いで漢字を割り当てた。結果として、生態的特徴と外見の愛らしさがそのまま二つの漢字の合体という形で結実したのだ。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

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