ResolveとSolveの違いとは?英語のプロが明かす使い分けの真相
一方、人間関係の摩擦やビジネス上の紛争で頻出するのが「resolve a conflict」という言い回しです。ここでは正解の計算式を当てるのではなく、当事者同士の歩み寄りや法的な手続きを通じて「摩擦を解消する」ことを意味します。
【resolveの代表的な例文】
・Both parties held an emergency meeting to resolve the contractual dispute amicably.
(双方は、契約上の紛争を円満に解決するために緊急会議を開催した)
・The HR department stepped in to resolve a conflict between the project managers.
(プロジェクトマネージャー間の対立を解消するため、人事部が仲介に入った)
・We must take decisive action to resolve customer complaints regarding delivery delays.
(配送遅延に関する顧客のクレーム(不満・問題)を決着させるため、断固とした措置を取らなければならない)
さらに、文法面における「resolveの他動詞・自動詞の違い」も見逃せません。他動詞として「〜を解決する」と目的語を取るだけでなく、自動詞として「決意する・決議する」という強固な意志を示す働きを持っています。
・She resolved to improve her business English skills by the end of 2026.(彼女は2026年末までにビジネス英語力を高めると固く決心した)
・The board of directors resolved that the company should expand overseas.(取締役会は海外展開を進めるべきだと正式に決議した)
solveには「決心する」という意味は一切ありません。この多面性こそがresolveの特徴です。