俳優・清水尋也の底知れぬ魅力と現在地|実兄との絆から代表作、最新動向まで
清水尋也の名を映画界に強烈に刻みつけたのが、10代半ばに出演した初期の映画代表作群です。
中島哲也監督の映画『渇き。』(2014年)では、壮絶ないじめに遭いながら物語の狂気に巻き込まれていく少年・ボクスケ役を熱演。血と狂気が渦巻く作品世界の中で、ボロボロになりながらも見せる鬼気迫る表情は観客に強烈なインパクトを残しました。
さらに翌年公開の成島出監督作『ソロモンの偽証』(2015年)では、校内暴力の主犯格とされる問題児・大出俊次役をオーディションで勝ち取ります。冷酷で暴力的ながらも、家庭環境に闇を抱える複雑なキャラクターを圧倒的な説得力で体現。この2作によって「若手屈指のヒール役・怪演俳優」としての評価を確固たるものにしました。