東京五輪の中国代表が残した衝撃!判定炎上とメダル激闘の真相解明
判定騒動の影に隠れることなく、純粋なアスリートの力量として世界を唸らせた快挙も数多く生まれました。その筆頭が飛び込み中国代表金メダルラッシュです。中でも当時わずか14歳だった全紅嬋(ゼン・ホンチャン)選手が女子10m高飛び込みで見せた演技は、五輪史に残る伝説となりました。全5回の試技のうち3回で審査員全員が「10点満点」を提示。着水時に水しぶきがまったく立たない「水消術(水しぶきを消す技術)」と称された完璧な跳躍は、ライバル国の指導者たちさえも脱帽させました。
さらに陸上トラックでは、世界中の短距離界を震撼させる大事件が起きました。男子100m準決勝において、蘇炳添100m男子アジア新記録となる「9秒83(追風0.9m)」が叩き出された瞬間です。準決勝全体トップのタイムで、アジア出身の選手として89年ぶりとなる五輪決勝進出を果たしました。
レース後の記者会見で蘇炳添選手が語った「アジア人でも9秒8台で走れることを世界に証明したかった。長年培ってきたスタート技術の改良と科学的トレーニングの勝利だ」という言葉は、従来のフィジカル至上主義に風穴を開ける力強い宣言となりました。メダル獲得こそならなかったものの(決勝6位)、その走りには中国国内のみならず、日本の陸上ファンからも惜しみない賛辞が送られました。