四分位範囲の求め方を完全解説!奇数・偶数の計算と箱ひげ図活用法
業務や研究で表計算ソフトを使う際、四分位数を自動計算する関数としてExcelには複数の選択肢が用意されています。しかし、関数の選び方を誤ると日本の学校教育で習う手計算と数値が一致しない現象が起こります。
四分位範囲を求めるエクセル計算式
セル範囲 `A1:A100` に数値データが入力されている場合、四分位範囲は以下の数式で一発で算出できます。
=QUARTILE.INC(A1:A100, 3) - QUARTILE.INC(A1:A100, 1)
2つの関数の決定的な違い
- `QUARTILE.INC`(包含的・推奨):百分位数を0%から100%までの区間として線形補間する方式。日本の高校数学や一般的なビジネス実務で標準として用いられます(互換性関数 `QUARTILE` と同一の挙動)。
- `QUARTILE.EXC`(排他的):0%と100%を除外し、$(n+1)$ 分割をベースに計算する方式。データ数が少ない場合に端点付近の値が計算できずエラー(#NUM!)になることがあります。
学校の試験対策や標準的な統計レポートを作成する場合は、迷わず「QUARTILE.INC」を選択するのが実務上のベストプラクティスです。