白青赤の国旗はどこの国?似すぎている理由と見分け方を徹底解説

白青赤の国旗はどこの国?似すぎている理由と見分け方を徹底解説の詳細について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

旅行者やスポーツファンが最も識別で混乱するのが、「横縞で上から白・青・赤」という全く同じ基本ベースを共有しているロシア、スロバキア、スロベニアの3カ国です。

まず基本形となるロシア国旗は、紋章が一切入らないシンプルな横三色旗です。並び順の覚え方としては「上からシ・ロ・ア(白・青・赤)」という語呂合わせや、「極北の雪(白)」「澄んだ空(青)」「人々の勇気と大地(赤)」という大自然の階層構造をイメージすると記憶に定着しやすくなります。

このロシアとベースが全く同じで、後に独自の紋章を追加したのがスロバキアとスロベニアです。冷戦終結に伴う連邦解体(1990年代初頭)で両国が独立した際、ロシア国旗との混同を防ぐためにそれぞれ国家の象徴を組み込みました。

スロバキア国旗の決定打は、旗の中央左寄りに堂々と鎮座する「複十字(ダブルクロス)」です。赤地の中に青い3つの連峰(タトラ、ファトラ、マートラ山脈)が描かれ、その中央から白い十字架が伸びています。キリスト教の伝統を色濃く反映した厳格なデザインが特徴です。

一方のスロベニア国旗は、左上の白と青の境界線上に、青い盾の中に白い山を描いた紋章が小さく配置されています。この山はスロベニア最高峰のトリグラウ山(標高2,864m)をかたどったもので、その上空には旧領主ツェリェ伯爵家に由来する3つの黄金の六芒星が輝いています。紋章が大きく中央寄りに張り出しているのがスロバキア、左上にコンパクトに収まっているのがスロベニアと判別できます。

また、セルビア国旗は色の順番自体が反転しています。ロシアとは真逆の「上から赤・青・白」の順になっており、旗竿側には中世セルビア王国を受け継ぐ「双頭の鷲」と王冠、赤地に十字と4つのキリル文字「С」を配した豪華な国章が重ねられています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。