韓国語でごめんなさいの真相|ミアネは失礼?敬語と謝罪の完全攻略

韓国語でごめんなさいの真相|ミアネは失礼?敬語と謝罪の完全攻略の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

日本人が海外でコミュニケーションを図る際、最大の障害となるのが「日本語の『すみません』の多機能性」です。日本語の「すみません」は、以下の3つの役割を1つの単語で担っています。

  1. 相手に迷惑をかけた際の【謝罪】(ごめんなさい)
  2. 飲食店や路上で人を呼び止める【呼びかけ】(あのー、すみません)
  3. 親切にしてもらった際の【感謝・恐縮】(わざわざすみません、ありがとう)

これをそのまま直訳し、韓国の食堂で店員を呼ぶ際に「チェソンハムニダ!」と叫んだり、狭い通路を通る際に「ミアネヨ!」と連呼したりする光景が散見されます。しかし、韓国語においてこれらは完全に別の語彙として分化しています。

ソウル市内の飲食店を対象とした現地観察調査や旅行者のトラブル事例でも、店員に対して「チェソンハムニダ」と呼びかけた結果、「何か重大なトラブルや破損でも起きたのか」と店員が血相を変えて駆け寄ってきたというケースが報告されています。飲食店で店員を呼ぶ際は「저기요(チョギヨ=あの、すみません)」、あるいは親しみを込めて「여기요(ヨギヨ=ここです・お願いします)」を使うのが唯一の正解です。

また、混雑した電車で人をかき分けて降車するような「ちょっと失礼します」の場面では、謝罪語ではなく「실례합니다(シルレハムニダ=失礼します)」、もしくは「잠시만요(チャムシマニョ=少々お待ちください)」を使うのが自然な作法です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。