国保と社保の違いを徹底比較!損しない選び方と保険料の真実
会社を退職した際、次の就職先が決まっていない場合は、公的医療保険を自ら選択して切り替える必要があります。選択肢は「任意継続」「国民健康保険」「家族の健康保険の扶養に入る」の3つです。
任意継続とは、退職前の健康保険(協会けんぽ等)に最長2年間加入し続けられる制度です。在職中は会社が半額負担していたため、任意継続を選択すると原則全額自己負担(2倍)となります。ただし、保険料には標準報酬月額の全加入者平均を上限とする「キャップ」が設けられているため、在職中に高所得だった人は、国保に加入するよりも任意継続を選んだ方が年間数十万円安くなるケースが多々あります。なお、任意継続の申請は退職日の翌日から20日以内に手続きを完了しなければならない厳格な期限があります。
国民健康保険への切り替えを選択する場合、退職日の翌日から14日以内に住民票のある市区町村窓口で手続きを行います。必要書類は以下の通りです。
- 健康保険等資格喪失証明書(または退職証明書・離職票)
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
- 世帯主および加入者全員のマイナンバーが確認できる書類
- 預金通帳またはキャッシュカード(保険料引き落とし口座設定用)
また、倒産・解雇・雇い止めなど非自発的理由で離職した場合は、ハローワークで発行される雇用保険受給資格者証を提示することで、前年の給与所得を30/100として保険料を計算する「国民健康保険の法定減免制度」が適用され、負担を劇的に軽減できます。