ハッピーバレンタイン英語の落とし穴!ネイティブ流メッセージと返信術
街頭広告やギフトのパッケージでよく目にする「Happy Valentine」という表記ですが、英語圏のネイティブスピーカーにとっては座りの悪さを禁じ得ない表現です。言語学的な観点から言えば、正しい表記はアポストロフィと所有格のs、そしてDayを伴う「Happy Valentine's Day」でなければなりません。
ハッピーバレンタイン意味と由来を歴史的に遡ると、3世紀のローマで皇帝クラウディウス2世の婚姻禁止令に背き、若い兵士たちの結婚式を極秘裏に執り行ったキリスト教司祭の聖ウァレンティヌス(St. Valentine)に辿り着きます。西暦269年2月14日に彼が殉教したことを悼み、愛の日として祝うようになったのがこの祝日の原点です。
英語において「Valentine」という単語自体は、歴史上の殉教者を指すだけでなく、「バレンタインに贈り物をする特別な相手(恋人・大切な人)」という名詞としても機能します。著名な告白フレーズ「Will you be my Valentine?(私の特別な人になってくれませんか?)」がその代表例です。そのため、Dayを省いて「Happy Valentine」と言ってしまうと、英語圏の人々の耳には「幸せな聖人さん」あるいは「幸せな恋人さん」と呼びかけられているように聞こえ、文法的な抜け落ちを感じさせてしまいます。ハッピーバレンタイン英語スペルを正しく記述することは、単なる形式美ではなく敬意の第一歩です。