大阪・多文化共生の最前線へ——生野区役所が挑む「行政Dx」と地域再生のリアル【2026年現場ルポ】
少子化に伴う市立小中学校の再編は、地域のコミュニティ低下が危ぶまれる大きな岐路だった。しかし、旧御幸森小学校の跡地を活用した「いくのパーク」は、その懸念を吹き飛ばす成果を挙げている。
グラウンドでは子どもたちがボールを追いかけ、かつての校舎内では多国籍なシェフたちが挑戦するシェアキッチンや、起業家のオフィスが営業を続ける。行政が施設を直接管理するのではなく、民間事業者やNPOの自由なアイデアを尊重して任せた。休日には区内外から多くの人が訪れ、新たな賑わいと地域雇用の循環が生まれている。