野球マークに隠された秘密とは?名門の象徴が明かす驚愕の歴史
日米の球界において、圧倒的な存在感を放ち続ける二大巨頭といえば、読売ジャイアンツとニューヨーク・ヤンキースだろう。彼らのキャップマークである「YG」と「NY」の組み文字(インターロッキング・レター)は、スポーツ界における最高峰のデザイン遺産として語り継がれている。
ヤンキースの「NY」ロゴは、もともと1877年にティファニー社がニューヨーク市警察の殉職警官に贈った名誉メダルに端を発する。装飾性の高いゴシック調の文字が交差するデザインを球団が採用したのは1909年のことだ。一方、読売ジャイアンツの「YG」マークもまた、幾度ものマイナーチェンジを繰り返しながら、王者の威厳を体現するシンボルとして磨かれてきた。文字の重なり順、線の太さ、カーブの角度。そのわずかな変更ひとつに球団首脳陣とデザイナーが何ヶ月もの歳月を費やすのは、このマークが球団の魂そのものだからに他ならない。