なぜ日本一高い?大塚国際美術館の魅力と割引券・所要時間完全攻略
大塚国際美術館の名を全国区に押し上げた象徴的な空間が、地下3階に位置する「システィーナ・ホール」です。バチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂の天井画および壁画『最後の審判』を空間ごと立体再現した環境展示で、2018年のNHK紅白歌合戦にて徳島出身のシンガーソングライター・米津玄師さんが楽曲『Lemon』を歌唱した舞台として大きな話題を集めました。堂内に響き渡る静謐な空気と、無数のキャンドルを想起させる神秘的な光景は圧巻の一言です。
システィーナ・ホール以外にも、同館には見逃せないハイライトが多数存在します。
自然光が降り注ぐ屋外庭園に設置された「モネの大睡蓮」は、周囲を本物の睡蓮池に囲まれた幻想的な展示空間です。パリのオランジュリー美術館の雰囲気を肌で感じられ、初夏から秋にかけては本物の睡蓮が開花し、絵画と自然が一体となった絶景を楽しめます。
また、レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作『最後の晩餐』では、大修復前の傷んだ状態と修復後の鮮やかな状態が向かい合わせで展示されています。原画の所蔵元であるミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院では決して実現できない「修復前後の比較鑑賞」ができるのも、陶板名画ならではの知的好奇心を刺激する仕掛けです。