国立競技場最寄り駅の盲点!混雑を回避する最短ルートと裏ワザ
建築家・隈研吾氏がデザインを手がけた国立競技場は、周囲を取り囲む明治神宮外苑の緑豊かな景観との調和を強く意識して設計された。スタジアムの外周に張り巡らされた「空の杜」と呼ばれる植栽デッキは、単なる意匠にとどまらず、都市と建築をシームレスにつなぐ歩行者専用の立体動線としての役割を兼ね備えている。
独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)が管理・運営を統括するこの施設は、地上レベルだけでなく2層・3層構造のペデストリアンデッキを通じて、歩行者を周辺の広場や歩道へと立体的に逃がす構造を採用している。木材の温もりを感じさせる軒庇(のきびさし)の下を通り抜けるルートは、自然光と風が通り抜ける心地よい移動空間だ。
歴史ある明治神宮外苑の緑陰道路は、コンクリートに囲まれた都市型スタジアムとは一線を画す。イベント前後の散策そのものがエンターテインメントの一部となるよう、歩行者優先の広幅員道路が整備されており、神宮球場や秩父宮ラグビー場方面へと抜ける緑のプロムナードは、急激な混雑集中を自然に和らげる緩衝帯として機能している。