砂ずりの栄養は筋トレや減量に最強?タンパク質とプリン体の真相
日常の食卓や外食時によく耳にする「砂ずり」と「砂肝」ですが、結論から言えば同一の部位を指しています。呼び名の違いは主に地域性に起因しており、東日本エリアでは「砂肝」、西日本および九州エリアでは「砂ずり」と呼ばれる傾向が顕著です。鶏には咀嚼するための歯がないため、飲み込んだ餌を胃の中で小石や砂を使ってすり潰す「筋胃(きんい)」と呼ばれる器官が発達しており、この筋胃こそが砂ずりの正体です。
内臓肉(ホルモン)に分類されながらも、実態は発達した純粋な筋肉組織の塊であるため、一般的なレバーや皮とは比較にならないほど引き締まった栄養特性を備えています。文部科学省の「日本食品標準成分表」に照らし合わせても、砂ずりのカロリーと糖質の低さは肉類の中でもトップクラスであり、炭水化物を厳格に制限するケトジェニックダイエットや脂質を抑えるローファットダイエットの双方に適応する極めて稀有な食材です。