なぜ節分に豆を食べる?年の数+1個の理由と2026年正しい食べ方

なぜ節分に豆を食べる?年の数+1個の理由と2026年正しい食べ方の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

全国的には「節分の豆=炒り大豆」というイメージが強いものの、日本列島を見渡すと殻付きの落花生(ピーナッツ)をまいて食べる地域が多数派を占めるエリアが存在します。主に北海道、東北地方、信越地方、そして宮崎県や鹿児島県などの南九州です。

豪雪地帯で落花生が普及した最大の理由は、実利的な合理性にあります。雪の積もる屋外や室内の畳に大豆をまくと、隙間に入り込んで見失ったり、拾い集める際に汚れてしまったりして、そのまま食べるのに抵抗が生じます。その点、殻付きの落花生であれば雪の中でも見つけやすく、殻を剥けば床に落ちても中身を清潔なまま食べられるという抜群の利便性がありました。

昭和30〜40年代以降、落花生の生産量増加とともにこの習慣が北日本や九州を中心に定着しました。「大豆でなければご利益がない」ということは決してありません。殻付きピーナッツであっても、邪気を祓い福を体内に取り込むという本質的な意義は全く同じです。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。