新嘗祭の読み方とは?勤労感謝の日に隠された歴史と大嘗祭との違い
日本の稲作信仰と神道儀礼を理解する上で外せないのが、伊勢神宮で10月に行われる「神嘗祭(かんなめさい)」との関係です。
毎年10月15日から17日にかけて斎行される神嘗祭は、その年に収穫された最も早い初穂を、天照大御神が鎮座する伊勢の神宮へ最初にお供えする儀式です。いわば「神様が新穀を初めて召し上がる祭典」と言えます。
そして翌月の11月23日、宮中や全国の神社で新嘗祭が行われ、天皇陛下や国民が神と共に新穀を食します。「まず伊勢の神宮へ初穂を捧げ、その後に宮中と国民が新穀をいただく」という一連の神事のリレー構造が、何百年もの間守られ続けています。