車の手信号の出し方完全図解!ウインカー故障・停電時に命を守る道交法
震災や台風による停電時、警察官や交通巡視員が交差点の中央に立って手信号による交通整理を行います。道路交通法第7条により、「警察官等の手信号は、信号機の表示よりも最優先される」と定められており、信号機が点灯していても手信号の指示に従わなければ「信号無視(手信号等不履行)」となります。
警察官の手信号を見分ける基本ルールは極めてシンプルです。警察官の「身体の向き」と「腕の動き」に注目します。
- 青信号と同じ意味:
警察官の身体の正面に対して「平行する交通」(警察官の横顔が見えている方向から進む車)。警察官が腕を横に水平に伸ばしているとき、または腕を下ろしていても、その身体の側面に沿って進む方向は青信号です。 - 赤信号と同じ意味:
警察官の身体の「正面および背面に対面する交通」(警察官の顔や背中が真っ直ぐ見えている方向から進む車)。腕を横に伸ばしていても下ろしていても、警察官と正対している側は赤信号で進行できません。 - 黄信号と同じ意味:
警察官が腕を真上に垂直に上げたとき。それまで青信号(平行して進行可能)だった交通に対して「黄信号」となります。すでに交差点内に進入している場合を除き、停止位置を越えて進行してはいけません。
夜間の交通整理では、腕の代わりに白色または赤色の誘導棒(ライト)が使用されます。警察官が誘導棒を横に振っている方向は「青信号(進行可)」、誘導棒を頭上に高く掲げたときは「黄信号」、身体の正面で誘導棒を構えて静止しているときは「赤信号(停止)」を意味します。遠方からでも警察官の身体がどの方向を向いているかを素早く見極めることが交差点を安全に通過する鍵となります。