中島健郎とイモトの絆|イッテQ登山部の軌跡と現在の記録
イッテQ登山部の歴史の中で、ファンの間で今なお温かい笑いと感動とともに語り継がれているのが、2015年の北米最高峰マッキンリー(現デナリ・標高6,190m)登頂時における「イモトの告白エピソード」です。
極寒のブリザードと高山病の恐怖に耐えながら過酷なアタックを続ける中、いつでも冷静沈着にルートを見極め、満面の笑顔で包み込んでくれる中島さんの姿に、イモトさんは「私、健郎さんのことが好きかもしれない」と恋愛感情に似た強い好意を抱いたことを番組内で明かしました。過酷な雪山で誰よりも頼もしい存在に見えた中島さんに対し、テントの中で意識してしまう様子がコミカルに描かれ、スタジオを大いに沸かせました。
しかし、無事に下山して平地に戻り、リラックスした状態で再会した際、イモトさんは「下界で見たら普通のお兄さんだった(笑)」と冗談交じりに語り、特別な恋心は極限状態が引き起こした一種の感情の高まりであったと笑い話に昇華させました。心理学で言われる「吊り橋効果」の究極形とも言えるエピソードですが、このエピソードが視聴者に愛された理由は、極限の恐怖の中で中島さんがイモトさんに与えていた絶対的な安心感の証明であったからに他なりません。