自治医科大学看護学部の学費免除と倍率の真実!評判・寮生活を徹底解剖
受験生が最も混同しやすいのが、医学部と看護学部における学費支援制度の違いです。医学部が「都道府県からの全額貸与により実質学費無料+出身地での9年間義務勤務」という強力な枠組みを持つのに対し、看護学部の基本納付金(初年度約160万円、4年間総額で約500万〜550万円程度)は通常の私立看護大学と大きく変わりません。
看護学部で実質的な学費負担を大幅に削減するための柱となるのが、大学独自が設けている修学資金貸与制度です。これは、月額5万円(年額60万円)などを貸与し、卒業後に自治医科大学附属病院または自治医科大学附属さいたま医療センター等において、貸与を受けた期間と同期間(4年間貸与の場合は4年間)を看護師として勤務することで返還が全額免除される仕組みです。
制度利用にあたって留意すべきは、「途中で進路を変更して他院へ就職する場合」や「退学した場合」には、貸与を受けた金額を一括返還する義務が生じる点です。キャリアプランが附属病院での臨床経験と合致している学生にとっては極めて有利なセーフティネットですが、安易な契約は将来の自由度を狭めるリスクを孕んでいます。