イモリは何類?ヤモリ・トカゲとの違いと猛毒の真相を徹底解説

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イモリの生態において、世界中の再生医学研究者が熱い視線を注ぎ続けているのが、脊椎動物の中でも群を抜く「完全再生能力」です。

トカゲも外敵から逃れるために尾を自切(じせつ)して再生させることで知られていますが、トカゲが再生した尾の内部には元の骨格は復元されず、軟骨の棒が通るだけの不完全な構造にとどまります。これに対し、イモリの再生は全く次元が異なります。

イモリは手足を失っても、骨、筋肉、神経、血管、皮膚に至るまで、寸分の狂いもなく元の状態へと100%再生させます。それだけでなく、「目の水晶体(レンズ)」や「網膜」、さらには「心臓の心室の一部」「下顎」までも完全に修復することが確認されています。研究報告によれば、同一の個体のレンズを10回以上連続して摘出しても、その都度正常なレンズを再生し続けたという驚異的なデータが存在します。

また、イモリの発生初期(幼生期)にも独自の生態が見られます。イモリの幼生は一見するとカエルのオタマジャクシに似ていますが、大きな違いがあります。カエルのオタマジャクシが「後ろ足から」生えるのに対し、イモリの幼生は「前足から」生え始めます。さらに、頭部の両脇にフサフサとした大きな外鰓を広げて泳ぐ姿は、ウーパールーパー(アホロートル)を彷彿とさせる独特の愛らしさを持っています。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。