米名門スリーチムニーズの全貌|ガンランナー躍進と日本への影響

米名門スリーチムニーズの全貌|ガンランナー躍進と日本への影響の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

スリーチムニーズファームの歴史は、1972年に創業者ロバート・クレイ(Robert N. Clay)氏がケンタッキー州ミッドウェイの土地を取得したことから始まりました。わずか数頭の繁殖牝馬からスタートした牧場が、一躍世界的な名声を獲得する契機となったのが、1977年の無敗の米3冠馬シアトルスルー(Seattle Slew)の種牡馬繋養です。

当時の特番インタビューや回顧録において、創業者クレイ氏は「シアトルスルーの馬房に立つたび、世界の競馬史そのものを預かっているという凄まじい重圧と誇りを感じた」と語っています。その言葉通り、同馬はエーピーインディ(A.P. Indy)をはじめとする名後継を次々と輩出し、スリーチムニーズを世界最高峰のサイアーラインの拠点へと押し上げました。

その後も、ケンタッキーダービー馬バーバロの父となった名種牡馬ダイナフォーマー(Dynaformer)や、欧米の芝マイル戦線を席巻したラーイ(Rahy)など、多彩かつ強靭な種牡馬群を擁して黄金期を築きました。

大きな転換点を迎えたのは2013年です。世界的投資家でありブラジルの有力オーナーブリーダーであるゴンサロ・ボルジェス・トルアルバ(Gonzalo Borges Torrealba)氏率いるファミリーが牧場の過半数株式を取得。クレイ家の伝統的なホスピタリティと馬優先の管理体制に、トルアルバ家の国際的な資本力と最新の科学的繁殖アプローチが融合し、次世代に向けた大規模な再編が断行されました。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。