教育実習のお礼状封筒マナー決定版|宛名・サイズ・郵送作法を徹底解説
心を込めて書いた便箋も、封筒への収め方ひとつで読み手への配慮が問われます。開封した相手がストレスなくスムーズに手紙を広げられるよう、伝統的な和便箋の折り方マナーを遵守しましょう。
便箋の折り方:美しい「三つ折り」の手順
B5サイズ(またはA4サイズ)の縦書き便箋は、基本的に三つ折りで封入します。
- 便箋の下部(末尾側)の3分の1を、文字が内側になるように上方向へ折り上げます。
- 便箋の上部(書き出し側)の3分の1を、上から下方向へ折り重ねます。
- (※長形4号に収まらない大きめの用紙の場合は四つ折りにしますが、正式なお礼状では三つ折りが最も格調高いとされています。)
封筒への入れ方と向き
便箋を封筒に入れる際は、「封筒の表(宛名面)」と「便箋の表(書き出し面)」の向きを一致させるのが鉄則です。
封筒の裏側から見たときに、三つ折りにした便箋の上部(書き出しの頭)が上にくるように入れます。これにより、受取人が封筒を開封して便箋を取り出した際、そのまま広げるだけで冒頭の「拝啓」や頭語がすぐに読める状態になります。
指導教官・校長・担当教員へ複数枚送る場合の「封筒の分け方」
実習生が最も迷うポイントが、「校長先生、指導担当の先生、学年主任の先生それぞれにお礼状を書いた場合、封筒を1つにまとめてよいか」という問題です。
結論として、「便箋1通ごとに独立した封筒を用意し、個別に郵送する」のが正式なマナーです。
1つの封筒に複数の便箋を同封することは「手紙の使い回し」や「まとめ送り」という雑な印象を与えかねません。ただし、教務課や実習校から「実習生のお礼状は学校宛にまとめて送付してください」と特別に指定されている場合に限り、各先生宛に個別に封をした小封筒(長形4号)を、大きめの角形2号封筒(白)に同封して送る形式が取られます。原則は1人1通ずつの個別送付と心得ておきましょう。