大玉トマトの育て方完全攻略|プランター栽培の裏技と甘くする秘訣
大玉トマト栽培の成否は、定植する前の「苗選び」で半分以上が決まると言っても過言ではありません。4月下旬から5月にかけて店頭に並ぶ苗の中から、生命力に溢れる個体を見極める必要があります。
良い苗の選び方における最重要チェック項目は、節間(葉と葉の間隔)が適度に詰まり、茎が鉛筆ほどの太さでがっしりとしているか、そして本葉が7〜8枚展開し、すでに「第1花房のつぼみ」が確認できる状態であるかです。葉色が濃すぎる深緑色の苗は窒素過多で育ちすぎている恐れがあり、逆に黄色みを帯びている苗は根詰まりや栄養失調を起こしています。病害虫リスクを極限まで下げるなら、土壌伝染性病害に強い耐病性台木を使った接ぎ木苗を選ぶのが賢明な判断です。品種としては、食味と安定した収量で圧倒的人気を誇る大玉トマト人気品種の桃太郎シリーズ(桃太郎ファイトや桃太郎ヨークなど)を選ぶと、日本の気候でも結実率が高く失敗を防ぎやすくなります。
定植時には、成長した巨大な草体を支えるための支柱の立て方が極めて重要です。最終的に草丈が2メートル近くに達するため、直径16ミリ以上、長さ210センチ以上の頑丈な園芸支柱を用意します。プランターなら四隅に立てて上部を結束する「合掌式」または「やぐら式」、畑なら主枝に沿わせる「直立一本仕立て」で深く土に打ち込み、強風でもグラつかない基礎構造を作ります。