熱中症の発熱はなぜ危険?風邪との見分け方と救急車の判断基準

熱中症の発熱はなぜ危険?風邪との見分け方と救急車の判断基準について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

Q1:熱中症で熱が出たとき、市販のアセトアミノフェン(小児用解熱剤など)なら飲ませても良いですか?
A1:いいえ、飲ませてはいけません。アセトアミノフェンであっても、熱中症による物理的なオーバーヒートを薬理作用で冷却することはできません。また、脱水状態の身体に投与することで肝臓や腎臓への代謝負荷が高まり、多臓器障害のリスクを助長するため、自己判断での内服は避け、物理的な体外冷却を最優先してください。

Q2:翌日になって37度後半の微熱とだるさが残っています。出社や登校は可能ですか?
A2:出社や登校は避け、安静を保ちながら医療機関(内科など)を受診してください。翌日の発熱や強い倦怠感は、細胞障害や潜在的な脱水、筋肉の破壊(横紋筋融解症)が尾を引いている兆候です。無理に動くことで症状がぶり返し、回復が長期化する危険があります。

Q3:エアコンの効いた部屋にいたのに発熱しました。これも熱中症の可能性がありますか?
A3:十分に考えられます。室内であっても、設定温度が高すぎたり湿度が70%を超えていたりする場合、汗が蒸発できず体内に熱がこもる「屋内熱中症」が多発します。特に水分摂取を怠っていたり、睡眠不足や前日の飲酒で脱水気味であったりした場合は、室内でも容易に体温調節機能が破綻して発熱します。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。