中指の付け根を押すと痛い原因は?ばね指やしこりの正体と対処法
Q1:中指の付け根にしこりがありますが、悪性腫瘍(がん)の可能性はありますか?
A1:手のひらにできるしこりの大半は、腱鞘炎に伴う結節や良性のガングリオン、表皮嚢腫などであり、悪性腫瘍である確率は極めて稀です。ただし、急激にサイズが大きくなる場合や硬く周囲に癒着して動かない場合は、正確な鑑別のために整形外科で超音波検査やMRI検査を受けることを推奨します。
Q2:スマホの使いすぎでも中指の付け根は痛くなりますか?
A2:大いにあり得ます。特に大型のスマートフォンを片手で保持する際、中指を端末の背面に当てて支える持ち方を続けると、中指の屈筋腱に持続的な負荷がかかります。これが慢性的な腱鞘炎(スマホ腱鞘炎)の引き金となります。スマホリングの使用や両手操作への切り替えが予防に有効です。
Q3:温めるのと冷やすのはどちらが正しいですか?
A3:熱感やジンジンとした強い痛みがある「急性期」は、氷嚢などで冷やして炎症を鎮めるのが基本です。一方、朝方に指がこわばって動かしにくい慢性のばね指状態では、ぬるま湯や入浴で手を温めて血流を良くすることで、腱や関節の動きがスムーズになります。症状のフェーズに応じた使い分けが肝要です。