肩の痛みで病院は何科へ?受診目安と放置厳禁の重篤疾患を徹底解説
肩の痛みを「そのうち治るだろう」と放置することには、不可逆的な機能障害を招くリスクが潜んでいます。代表的な盲点として、以下の2点が挙げられます。
- 拘縮(こうしゅく)の固定化:痛みを恐れて肩を長期間動かさないでいると、関節包が癒着して縮み、痛みが引いた後も「腕が耳につかない」「背中に手が回らない」といった運動障害が年単位で残存します。
- 腱板断裂の不可逆的変性:切れた腱板は自然治癒することがありません。放置すると断裂部が徐々に拡大し、筋肉が萎縮して脂肪変性を起こします。高度に脂肪変性した腱は再縫合が困難となり、将来的な関節鏡手術の成功率を大きく引き下げます。
「服の脱ぎ着が著しく不便になった」「就寝中に痛む側の肩を下にして寝られない」「エプロンの紐を結べない」といったサインが出現した段階で、すでに病態は進行期に入っていると認識すべきです。