ダイオウイカは食べ物になる?まずい理由や主食・生態の真相

ダイオウイカは食べ物になる?まずい理由や主食・生態の真相の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

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魚類の多くは体内に「浮き袋」を持ち、気体の量を調節することで水中で沈まずに浮力を保っています。しかし、水深600〜1000メートルを超える深海生物の生息地では、数百度もの水圧がかかるため、気体を持とうとすると水圧で簡単に潰されてしまいます。

そこでダイオウイカを含む一部の深海イカ類は、気体ではなく海水よりも比重の軽い「塩化アンモニウム水溶液」を筋肉や組織内に蓄えるという独自の進化を遂げました。塩化アンモニウムイオンを活用して体全体の比重を海水と同等に近づけることで、浮き袋を持たず、余分なエネルギーを使って泳ぎ続けなくても、深海の中層で静止(ホバリング)できるようになっています。

生体にとっては生存に不可欠な浮力調整器官ですが、人間の舌にとっては「激しい塩辛さ」「苦味」「刺激臭」をもたらす化学成分そのものです。人間がダイオウイカを食べた際に感じる酷い味は、極限の深海環境へ適応した進化の結果そのものと言えます。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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