井上尚弥の全試合戦歴まとめ|無敗の怪物が歩んだ激闘の全軌跡
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2026年5月、34年ぶりとなる東京ドームでのボクシング興行として4万人以上の観衆を集めたルイス・ネリ戦。過去に山中慎介氏との試合でドーピング違反や大幅な体重超過を引き起こし、日本中から因縁の視線を浴びていた悪童ネリとの一戦は、開始直後に日本中を凍りつかせる大波乱で幕を開けました。
第1ラウンド、ガードの上から強引にねじ込まれたネリの変則的な左ショートフックを浴び、井上尚弥がプロキャリアで初となるダウンを喫したのです。会場全体が静まり返る中、井上は冷静に片膝をついて8カウントまで呼吸を整え、コーナーの父親・真吾トレーナーと視線を交わしてリングに復帰しました。
試合後の記者会見で本人は「パンチ自体は見えていたが、ガードの隙間を抜けたタイミングのズレだった。ダメージは見た目ほど深くなく、すぐにプランの修正へ頭を切り替えた」と明かしています。直後の2ラウンドには狙い澄ました左フックで早くもダウンを奪い返すと、5ラウンドにも再び左フックで倒し、最後は6ラウンドに強烈な右ストレートでネリをリングサイドに沈めてTKO勝ちを飾りました。ネット上では一時「打たれ脆さがあるのではないか」という懸念の声も上がりましたが、逆境からのリカバリー能力の高さと圧倒的なメンタルタフネスを世界に知らしめる結果となりました。