うな丼とうな重の違いとは?器と鰻の量・部位や値段の真相を解説
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うな重のメニューに見られる「並・上・特上」や「松・竹・梅」というランク付けに対し、「特上は高級な天然鰻で、並は養殖鰻なのでは?」と誤解する人は少なくありません。しかし、この価格差の理由は肉質のグレードではなく、「鰻の純粋な使用量(匹数)」にあります。
例えば「並」が鰻3分の2匹、「上」が1匹、「特上」が1.5匹〜2匹(ご飯の間にも鰻を挟む「中入れ・二段重」など)といった形で、グラム数が増えるごとにランクが上がっていきます。どのランクを注文しても、同じ仕込みと焼きの技術で作られた同じ品質の蒲焼が提供されます。
また、うな重には定番として「肝吸い(鰻の肝が入ったお吸い物)」が添えられる点も、うな丼との大きな違いです。鰻1匹から1つしか取れない希少な内臓である肝を使った肝吸いは、ビタミンやミネラルが豊富で滋養強壮にも優れています。うな重にはこの肝吸いや香の物が標準セットとして組み込まれていることが多く、これが全体の価格差を生む一因となっています。