杉田水脈の選挙区はどこへ?比例擁立説と裏金の影、激動の党内調整
衆議院の小選挙区再編に伴い、かつての「10増10減」で区割りが大幅に変更された山口県。とりわけ旧山口3区と4区の統合・再編をめぐるドラマは、彼女の選挙区選定に決定的な影響を与えた。
山口県第3区を地盤としていた河村建夫元官房長官の退任、さらに林芳正氏と安倍晋三元首相の地盤継承問題が複雑に絡み合う中で、旧安倍派の有力な支援を受けていた彼女が地元の小選挙区候補として食い込む余地は極めて限定的だった。自民党山口県連内部での調整は熾烈を極め、小選挙区の公認権争いからは外れざるを得ない構造が作り上げられたのである。安倍派(清和政策研究会)の後盾を失ったことが、彼女の選挙区獲得に向けた交渉力を大きく減殺させたことは否定できない。