朝青龍の本名を覚えているか?ダグワドルジの栄光と衝撃の現在

朝青龍の本名を覚えているか?ダグワドルジの栄光と衝撃の現在について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏の強靭なフィジカルと勝負勘は、偶然の産物ではない。彼の生家であるドルゴルスレン家は、モンゴル国内でも知らぬ者がいないほどのブフ(モンゴル相撲)の名門家系だ。実父であるドルゴルスレン氏自身がブフの大関級として名を馳せた人物であり、男4人兄弟の末っ子として育った。

特に長兄であるドルゴルスレン・スミヤバザル氏は、ブフの最高位である「アヴラガ(横綱)」に上り詰めた英雄だ。彼はスポーツ界にとどまらず政界へ進出し、首都ウランバートル市長などを歴任するモンゴル有数の政治家となった。家系全体が国を動かすほどの巨大な影響力を持っている。

さらに現在の大相撲において、大関として土俵を沸かせている豊昇龍智勝は、朝青龍の甥(実兄の息子)にあたる。叔父譲りの鋭い立ち合いと華麗な投げ技は血統のなせる業であり、ドルゴルスレン家の血脈はいまも日本の土俵で脈々と受け継がれている。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。