くぁせふじこの元ネタと打ち方|志摩リンの悲鳴と2Ch発祥の真相

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2000年代初頭のテキスト掲示板で流行したこのスラングは、2018年放送の人気アニメ『ゆるキャン△』によって、再び社会的な脚光を浴びることになりました。

作中でソロキャンプを愛する主人公・くぁせふじこ 志摩リンが、極寒の長野県高ボッチ高原で寒さに震えながらSNSのメッセージを入力するシーンにおいて、この文字列が送信されます。原作コミックにおける描写をアニメ化するにあたり、大きな課題となったのがくぁせふじこ 発音の処理でした。本来は「声にならない悲鳴」をタイピングで表現したテキスト記号であり、人間が声帯を使って発声することを想定していないためです。

しかし、志摩リン役を務めた声優・東山奈央氏は、公式インタビューや特番において「台本に文字通り『くぁwせdrftgyふじこlp』と書かれていたため、文字の通りにそのまま高速で声に出して演じた」という驚きの舞台裏を明かしています。子音と母音を極限まで分解・連結し、あたかも実際に発声しているかのように聴かせる圧巻の演技力は、放送直後からSNS上で爆発的な反響を呼びました。

これによって、従来の「文字で見るネットスラング」から「声優の超絶技巧によって可聴化された音声ミーム」へと進化を遂げ、くぁせふじこ ゆるキャンという強固な結びつきとともに、若いZ世代やアニメファン層へ一気に再普及する契機となりました。現在ではくぁせふじこ 読み方として、そのまま「くぁせふじこ」と発音するスタイルと、東山氏のように文字列を一気に捲し立てるスタイルの双方が広く認知されています。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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