警察学校の大卒は何が違う?入校期間・初任給と出世のリアルを徹底検証
各都道府県警が実施する警察官採用試験(Ⅰ類・A区分など)に合格した大卒者は、高卒採用(Ⅲ類・B区分など)と異なる枠組みで警察学校へ入校します。もっとも顕著な違いが入校期間です。高卒採用者が10ヶ月間かけてじっくり基礎を学ぶのに対し、大卒採用者の在籍期間は約6ヶ月(24週間)と大幅に短縮されています。
この4ヶ月の差が生じる理由は、大学4年間で培った基礎教養や理解力が前提とされている点にあります。警察官実務に必要な「刑法」「刑事訴訟法」「警察法」といった難解な法律科目、さらには各種捜査書類の作成法を、短期間で理解・習得できると見なされているからです。
そのため、授業の進捗スピードは極めて速く、毎日の復習や試験対策に追われることになります。時間が限られている分、高卒クラスに比べて自主学習や効率的な時間管理が求められるプレッシャーは、大卒区分ならではの厳しさと言えます。