テプラで黒いテープが出る怪!原因とギア巻き戻し裏技をプロが解説
このトラブルを未然に防ぐために、オフィスの現場で実践すべきプロの裏技が存在する。それは「新品・中古を問わず、本体へセットする直前にギアのたるみを確認し、1回転だけ空回しする」というルーティンだ。
デスクの引き出しやキャビネットの中で長期間保管されていたカートリッジは、振動や温度変化によって内部のテンションが緩んでいることが多い。たるんだ状態のまま本体のスロットに差し込み印刷を開始すると、最初の数ミリの送り出しで高確率でインクリボンが噛み込んでしまう。指先やドライバーで矢印方向にギアを回し、リボンにたるみがない「張り」を作ってからセットするだけで、発生率は劇的に低下する。
また、保管時の湿気や直射日光もインクリボンのフィルム素材を劣化させ、静電気の帯電を促す要因となる。直射日光を避け、風通しの良い乾燥した冷暗所に平置きで保管することが推奨される。