激変の渦中にあるジャングルポケットの現在地と再起を賭けた全貌
トリオからコンビへ。体制の移行は決して平坦な道のりではなかった。ネタ作りの主軸を担ってきた太田博久は、構成の再設計に没頭し、従来のボケとツッコミの掛け合いをゼロから見直した。一方で、独特の天然キャラクターとマイペースな佇まいで知られるおたけは、単なるマスコット的立ち位置から脱却し、相方と対等に渡り合うための間合いを急速に磨き上げている。
吉本興業の常設劇場であるルミネtheよしもとやなんばグランド花月の舞台に立つ二人の姿には、ある種の鬼気迫る覚悟が漂う。これまでのフォーマットに頼らない新ネタの試行錯誤は、早くも劇場ファンの間で評判を呼んでいる。さらにTVerなどの見逃し配信プラットフォームでは、彼らが出演するバラエティ番組のアーカイブ再生数が堅調な伸びを見せており、逆境をバネにした実力派としての再評価が進みつつある。