伝説の劇薬『Iwgp』長瀬智也が演じたマコトの衝撃と現在の姿
東京・池袋の西口公園。かつて若者たちの溜まり場であり、どこか危うい空気感を漂わせていたあの場所に、ひとつの伝説が刻まれた。TBSテレビが金曜ドラマ枠で放映した『池袋ウエストゲートパーク』、通称『IWGP』である。石田衣良の小説を原作にしながらも、画面から溢れ出る熱量は完全に別物だった。
暴力、抗争、ストリートの暗部。それまでの日本のテレビドラマが避けて通ってきた生々しい描写を正面から描き切った本作は、単なるクライムドラマの枠に収まらない。時代のエネルギーをありのままに閉じ込めた、泥臭くも切ない青春ドラマとしての強烈な輝きを放っていた。