朝日新聞の料金改定とデジタル移行の真相!紙とWebどちらが得か
日本新聞協会がまとめたデータによれば、全国の定期購読部数は過去10年で右肩下がりの推移をたどっている。加えて、製紙メーカーによる新聞用紙の値上げ、世界的な燃料安に伴うトラック配送費の高騰、さらに新聞配送網を支える配達員の不足というトリプルパンチが戸別配達網を直撃した。
朝日新聞社をはじめとする全国紙各社は、配送エリアの集約や夕刊の発行休止、定期購読料の改定を余儀なくされた。販売店(ASA)の経営環境維持と上質なジャーナリズムの継続には、価格改定が避けて通れない苦渋の決断だったという事情が存在する。
しかし、単に価格を上げるだけでは読者の離脱を招く。そのため同社は、購読料に見合う「付加価値」の創出へ舵を切った。