2026年、池袋の夜が激変する——裏社会の世代交代と「ネオ半グレ」暴走のリアル
詳細を見る
現在、警察当局が最も警戒を強めているのが、指示役と実行役がSNSで緩やかにつながる匿名・流動型犯罪グループ、通称「トクリュウ」の動向だ。彼らは従来の指定暴力団のような上下関係や組事務所を持たない。テレグラムやシグナルといった暗号化通信アプリを使い、突発的にチームを編制しては違法なスカウト行為、違法賭博店の運営、さらには強盗や拉致・暴行事案まで引き起こす。
池袋の繁華街で15年以上飲食店を経営する50代の店主は、声を潜めてこう語る。「昔の暴力団なら、挨拶や顔馴染みの関係で一定の『筋』が通ることもあった。だが今の若者グループは加減を知らない。酒の席でのちょっとした小ぜり合いが、一瞬で包丁やスタンガンを持ち出す大惨事になる。顔も本名も知らない人間同士が金のために動いているから、ストッパーが効かないんだ」。