浅田美代子の若い頃が可愛すぎる!伝説のデビュー秘話と現在の素顔
ドラマの劇中歌として披露され、CBS・ソニーからリリースされたデビューシングル『赤い風船』は、音楽シーンに鮮烈なパラダイムシフトをもたらした。オリコンチャートで堂々の1位を獲得し、第15回日本レコード大賞では新人賞を受賞。50万枚以上を売り上げる大ヒットを記録する。
決して技巧派のボーカルではない。むしろ少し頼りなげで、震えるようなトーン。しかし、その危うさこそが楽曲の持つノスタルジックな哀愁と完璧に共鳴した。洗練された歌姫たちが競い合っていた昭和歌謡の黄金期において、彼女の歌声は驚くほど素直で、誰の耳にも心地よく届いたのだ。「あの風船がどこへ飛んでいくのか」を見守るように、日本中がひとつの歌声に耳を澄ませた時代だった。