マリオの「マンマミーア」本当の意味は?ミス時に叫ぶ理由と裏設定
マリオの甲高く陽気な声と「マンマミーア」のフレーズを語る上で欠かせないのが、30年近くマリオの公式ボイスを務めた声優のチャールズ・マーティネー(Charles Martinet)氏です。
1990年、任天堂が開催したマリオのインタラクティブ声優オーディションに飛び込みで参加したマーティネー氏。審査員から告げられた指示は「ブルックリンに住むイタリア人配管工の声をやってみてほしい」という簡潔なものでした。当初想定されがちだった野太く荒々しいブルックリン訛りではなく、マーティネー氏は「子どもたちが喜ぶ、底抜けに明るくフレンドリーなイタリア人」のトーンを瞬時に考案しました。
「Hello, I'm-a Mario! Let's make-a pizza together!」とノンストップで即興演技を披露し、テープが切れるまで喋り続けたパフォーマンスが見事に採用を勝ち取ります。この時のアドリブと情熱がベースとなり、のちの「Mamma mia!」や「Here we go!」といった歴史的フレーズの数々が命を吹き込まれました。マーティネー氏が「マリオ親善大使」へと勇退した現在も、その魂は新しいボイスキャストへと脈々と引き継がれています。