元五輪代表・小塚崇彦の現在を追う!氷上を離れた驚きの職業と真実
小塚の「現在」を語るうえで絶対に外せないのが、レースの世界への本格参戦だ。かつてから車好きとして知られていた彼は、競技引退後にモータースポーツの本格的なライセンスを取得。耐久レースやワンメイクレースにドライバーとして参戦を続けている。
「滑らかにラインをトレースする感覚は、フィギュアスケートのトレースに通じるものがある」と本人が語る通り、氷上で培った卓越した体幹と集中力はサーキットでも遺憾なく発揮されている。ヘルメットを被り、泥と油にまみれながらマシンに向き合う姿は、かつて衣装をまとっていた王子様像とは一味違う。限界に挑み続けるアスリートとしての本能が、今なおガソリンの匂いとともに激しく脈打っている。