肥満世界一の国はどこ?米国ではない島国の衝撃理由と最新データ
国際医療界で用いられる標準的な指標「BMI(体格指数)30以上」を基準としたWHO肥満国統計において、世界の頂点に君臨し続けているのはナウル共和国やクック諸島、パラオ、ツバルなどのオセアニア島嶼(とうしょ)諸国である。
世界銀行や著名医学誌『ランセット(The Lancet)』が公表した包括的調査データによれば、ナウルやクック諸島における成人男女の肥満率は65%から70%超という極端な数値を記録している。これは国民の3人に2人以上が医学的治療や指導を要する肥満状態にあることを意味する。
一般的に肥満大国の代名詞とされるアメリカ合衆国の成人肥満率は約42%であり、先進主要国の中では突出しているものの、南太平洋の島国群が記録する数値と比べれば20ポイント以上も低い。中東の産油国(クウェートやカタールなど)も40%前後の高い肥満率を示しているが、太平洋諸島の突出ぶりは群を抜いている。