【2026年単独取材】俳優・画家の国広富之が明かす「70代の境界線」――トミーとマツの記憶、キャンバスに込める情熱のゆくえ
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1970年代末から80年代にかけて、日本のテレビドラマ史に金字塔を打ち立てた大ヒット作『噂の刑事トミーとマツ』。松崎しげる演じる熱血漢「マツ」こと松山刑事と、国広富之演じる気弱だが時に驚異的なアクションを見せる「トミー」こと岡野刑事のコンビは、当時の日本中を爆笑と興奮の渦に巻き込んだ。
凸凹コンビの絶妙な掛け合いは、事前の計算だけで生まれたものではない。現場での生々しい熱量と、互いへの絶大な信頼が生み出した化学反応だった。当時のテレビ現場は活気と混沌に満ちており、NGギリギリのやり取りがそのまま本編に採用されることも珍しくなかったという。二人が見せた意気投合の境地は、現在におけるテレビ界のバディ物のプロトタイプとなり、今なお後進のクリエイターたちに多大な影響を与え続けている。