岩屋毅氏の評判はなぜ割れる?外相手腕と親中派疑惑の真相

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外相就任後の岩屋氏に寄せられた最大の関心事は、中国外交における基本姿勢です。就任直後から中国の王毅外相との日中外相会談に臨み、戦略的互恵関係の推進や人的交流の拡大で合意を取り付けた実績は、経済界を中心に一定の評価を獲得しました。

しかし、この対話重視の姿勢が保守派の警戒感を呼び起こし、「親中派」というレッテルを貼られる決定打にもなりました。特に中国による日本産水産物の輸入停止措置解除の交渉や、短期滞在ビザ免除の再開をめぐる協議において、「日本の主張が軟化しているのではないか」という懸念がネット空間で噴出しました。

実態としての岩屋外交は、日米同盟を絶対的な基軸に据えつつ、抑止力と対話の「二本立て」で近隣諸国と向き合うリアリズム政策です。尖閣諸島周辺への領海侵入や台湾海峡の平和と安定については明確に中国側へ懸念を伝達しており、単純な迎合姿勢ではありません。それでも「宥和的に見える物腰の柔らかさ」が、世論の反発を招く要因となっています。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。